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【1/23(水)豊島区のすずらんプロジェクトを視察♪】

執筆者の写真: satomisasakimssatomisasakims


  ミモザの会にて、豊島区の男女平等推進センターが事務局となって、区長直轄で区役部門横断で女性管理職と若手女性職員有志によって進められている、すずらんスマイルプロジェクトについて視察いたしました。コロナ禍で女性の自殺率は高まり、困難を抱える若年女性の問題が顕在化したにも関わらず、区の相談窓口にはほとんど相談がない。若年女性はどのように問題と向き合い、区の相談窓口は求められる支援を提供できているのかどうか?と言う問題意識から、「なんとなく生きづらい」を「たしかな支援」につなげることをミッションに活動しているとのことでした。


    すずらんの花言葉が「再び幸せが訪れる」で、寒い地域でも逞しく群生して、毎年花を咲かせるお花らしく、可憐に見えながらもしなやかでも力強いプロジェクトの活動イメージが共有されているのも素敵でした。


    印象的だったのは、当事者の意見、ポイントはさりげなさ!いかにも困った人向けのカードは人前では取りにくい!!など取り込みながら、寄り添った情報発信を工夫していること。ハロウィンイベントとか若者が集まる場に、自分達も仮装して参加してリーフレットを配布したり、自分達から出掛けて行っていること。民間団体の開設している多様な居場所と連携していること。


    特に最後の民間との連携は、まさに私自身が地域で居場所づくりをしている時にやりたかったことで。公な窓口は敷居が高いかもしれず、地域の居場所が身近に頼れる場として公には果たせない役割を果たせていけたら、相談機能は全体として強化されるとは思います。


    さいたま市ではどこからできるか?市の窓口自体はあちこちに沢山あるものの、必要な人でつながれていない人も多いと思うし、勇気を振り絞って使ってくださった市民の方からの残念な感想、評価も結構耳にする。民間団体・市民活動との連携もほとんど進んではいない。豊島区のように、市民のニーズに寄り添った支援ができているのか?窓口の対応に問題はないのか?自ら問いただしたながら課題解決に取り組んでいく姿勢が必要だろうと思います。すずらんプロジェクトでは、実際に高校生が民間の居場所に行ってみたり、若手職員が市の相談窓口を体験したレポートをホームページに掲載してるそうです。ユーザー目線を知るためにも大切な取り組みですね。なかなか通常業務の延長では余裕がないかもしれず、部門横断有志のプロジェクトだからこその柔軟な発想だと感じました。




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さいたま市議会議員

佐々木さとみ

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