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執筆者の写真satomisasakims

【12/19(火) 障害者総合支援センターに見学とヒアリングに伺いました】

更新日:2023年12月22日



   さいたま市の障害のある方の就労支援について学びたく思い、現場を見せていただきました。相談室とは別に、作業体験のお部屋では、棚卸しやピッキング、ファイリング、掃除用具の出し入れ・活用、パソコン操作など多様な作業を体験して、作業の得意不得意、指示への受け答え含めたコミュニケーションの特性を見ながら仕事へのマッチングを見ていくと言うお話を伺いました。


    また、特に精神や発達の障害の方は心身の調子に波があるため就労してからの定着支援も重要で、ご本人や企業と随時コミュニケーション取りながら伴走し、高齢や障害の重度化で離職・転職が必要になった場合も寄り添ってその方にその時、最適な就労先を見つけていく、と言う息の長い支援をしていただいていることが分かりました。


    しかし、登録者数は増えているのに、支援するケースワーカーは増えず、現場では膨大なケースに対応いただいている実態も分かりました。障害があっても本人が望めば働き続けられる世の中になりつつあるのは素晴らしいことだと思います。でもそこにはきちんとマッチングしたりコーディネートする方の存在が必要であり、人材確保は課題だと思いました。そして、まだまだ社会の障害への理解や受け入れにも課題がある、もっと理解が進んでいかねばならない、と言うお話も伺いました。


 障害があってもなくても、ひとりでも多くの方が社会参加できる地域にしていきたいものです。


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