さいたま市議会から文教委員としてさいたま市で歴史ある現代短歌新人賞の表彰式に参加させていただきました。今年はフランス文学に造詣の深い菅原百合絵様が受賞されました。現代短歌と言えば俵万智さんの「サラダ記念日」くらいしか知らない私でしたが、この新人賞も大西民子氏が創設された女性歌人が対象の賞であるとのことで、今回の菅原百合絵さんの作品もサラダ記念日にも通じる、日常のふとした気づきやトキメキを歌にしつつ、文学的で知的な香りが漂う作品で、審査員の方々の講評を聞きながら、読み手と受け手の間に広がる詩の世界観に触れ、心洗われる時間となりました。政治家として言葉を使って思いを伝え、未来を語り、現実を創り出していく職業につく身としては、もっともっと自分の言葉を磨いていきたいと思わされました。
そして、こんな素晴らしい事業をさいたま市がやっていることをお恥ずかしながら初めて知った私ですが、さいたま市にももっと積極的にアピールしていただいて、もっと多くの方に知って触れていただきたいと強く思いました。
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